イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(14-3)フィラデルフィア会衆と共に歩んでください

「イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(14-1)(14-2)」で、小預言書のミカ書とゼカリヤ書がいつ成就し、イエスが天で王になるのかを考察しました。これは、聖書全体が調和しているはずであるという信仰に基づいての考察です。

　今回は、(1)では聖書預言の研究に励み、イエスから将来必ず起きることを啓示されるフィラデルフィア会衆と共に聖書を探求するようにというご招待をしたいと思います。そして、(2)では、そのようにするならば、どのような報いがあるかをご説明します。

(1)フィラデルフィア会衆を見つけて交わるのが賢明

        　啓示の書の七つの会衆に対するイエスの音信によると、イエスは、フィラデルフィア会衆の使いたちにこう言われました。『私はあなたの行いを知っています。見なさい，私はあなたの前に扉を開けました。誰もそれを閉じることはできません。」と言われました。(啓示3:8新世界訳改訂版)

        　誰もそれを閉じることはできない「扉」とは何を意味するでしょうか。啓示4章によると、「開かれた扉」から見ることができるものとは、将来「必ず起きること」です。フィラデルフィア会衆の使いはイエスから将来必ず起きる事を啓示されることになります。

フィラデルフィア会衆はイエス・キリストから開かれた扉を通してこれから必ず生じる事柄の啓示を受ける

　フィラデルフィア会衆の使いは、何もしないで、自動的に、将来に起きる事柄をイエスから示されることはないでしょう。勤勉に聖書の預言を研究し続けることによって、そういう結果になるでしょう。(格言2:2-5)

　さらに、フィラデルフィア会衆のようになるためには、「忍耐」して、神の律法を守って、イエスの「言葉を守る」という努力も払うことが求められます。(啓示3:8新世界訳改訂版)

　そのように将来起きることが前もって分かるならば、ある程度、有利な立場に立つことになるでしょう。将来に起きることに備えて「用意」ができるからです。用意をすることはイエスの「意向」です。(ルカ12:40,47新世界訳改訂版)

　それで、わたしはフィラデルフィアの会衆の成員であるように努めたいと思います。わたしは、自分が聖書に基づいていると考える解釈を固持して、イエスの「言葉を守って」イエスの「名を否定し」ませんでした。(啓示3:8,10新世界訳改訂版)そのために、証人たちから排斥されたと考えています。

　ですから、わたしはこれからも、極力神の律法を守り、聖書の研究を続け、聖書の預言を解明する努力を続けたいと思います。さらに、その真理を伝える点で、「少しの力」を用いて努力をしたいと思います。そして、正確な解釈として自信を持って他の人々に提示できるものにしていきたいと思います。

　それで、聖書の言葉が神の言葉であると信仰を持たれる方々は、わたしヨハネと一緒に聖書の研究をするようご招待したいと思います。

わたしヨハネも聖書を正確に研究して、これから世界がどのように動いていくかを探求していきたいと願っている聖霊で油そそがれたクリスチャンのひとりです。どうぞ、わたしと一緒に聖書の研究をされてください。

　わたしの申し出に関心のある方は、わたしにメールをいただけますか。わたしのメールは、daughter-of-zion1029ing〇ch   〇＝@protonmail.　です。
よろしくお願い致します。

　　そして、それをご一緒に生活に当てはめていく努力をしましょう。

(2)聖書の真の知識を探求していくことによりもたらされる祝福と報い

　聖書の正確な知識を探求していこうとするフィラデルフィア会衆のようなグループと歩みを共にするなら、どのような結果になるでしょうか。

　ダニエル書は、終わりの時には、「多くの人が巡り歩き，真の知識が満ちあふれます」と約束しています。(ダニエル12:4新世界訳改訂版)ですから、聖書の正確な理解が満ちあふれる時が来ます。聖書を研究している聖霊で油そそがれたクリスチャンと歩みを共にするなら、霊的な宝を聖書から発見して、喜びを得ることができるでしょう。

フィラデルフィア会衆と歩みを共にしてください
将来必ず起きる事柄を知り霊的な宝を喜ぶことができるでしょう

　そして、聖書はわたしたちに基本的に命の道を提示しています。(マタイ7:13,14)そして、命の道というのは、将来の救いにつながるだけでなく、今の事物の体制の中でも、基本的最終的に、生存率が高くなる道筋だと思います。

　イエスはフィラデルフィア会衆の使いたちに彼らがキリストに忠実である努力を払ったので、「地上に住む人たち」が「皆，試され」ることになる、「世界中で生じる試練の時」に「守ります」という約束を差し伸べられています。(啓示3:10新世界訳改訂版)

イエスから守られ全地に臨む試練の時である大患難を生きて通過できるでしょう

　確かに、聖書の預言から、将来どうなるかということを知っているならば、確かに有利になります。 フィラデルフィア会衆は前もって何が起こるかを分かっていれば、災いが起こる前に先手を打つことができ、そうするならば、生存率が良くなるでしょう。

　ダニエル書の預言のすべての成就はわたしヨハネも死んだ後になるのではないかと思います。しかしながら、今でも、大患難の前に準備する点でできることをしていきたいと思います。

　それで、預言の成就を観察していく次の世代のクリスチャンは、イエスが勧められているように「目ざめ」続けていく必要があります。(ルカ21:35,36新世界訳改訂版)そして、山に逃げる準備をしていく必要があると思います。

　聖書の預言の解釈に基づいて行動すれば、確かに、イエスの助けと保護を得て、賢く行動でき、その結果、世界に臨むことになる前途の「試練の時」に生き残ることができるでしょう。