ヨハネのブログー聖書の預言と希望

主に私たちの将来に希望を与える聖書の預言を説明しています

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(21)雑魚寝事件その後-長老がヨハネがパートナーを組むのを妨害し経済的な困難を経験する

  

 ヨハネです。今回述べる経験は、雑魚寝事件の後にわたしが経験したことです。

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(17)エホバの証人の会衆での雑魚寝事件

 

 

(1)雑魚寝事件の後に親の勧めで英語の勉強のために他県に引っ越す


 雑魚寝事件があった後、両親がわたしが何も実際に役立つ資格を持っていないのを心配して、英語を勉強するなり何らかの資格を身に着けるなりするようにと強く勧めました。

 

  また、ものみの塔誌の研究記事の中にも、英語を勉強するようにという励ましが掲載されました。そして、その当時まだ父親が生きていて働いていたので、両親はわたしが何かの資格を身につけるのに経済的な援助をしてくれると申し出てくれました。


 それで、わたしは両親の勧めに従うことにしました。それで私は都会に引っ越して、英会話学校に通い英語を勉強することにしました。でも、可能であればその時、両親の援助があった時に、外国に留学するなりしておけば良かったかもしれないと思います。でも、わたしの健康状態は、その時、さほど良いものではありませんでした。


 雑魚寝事件が起きた会衆から離れることは、自分から考えだしたことではありませんでした。それで、今、考えてみると、会衆に雑魚寝事件の関係者はとても多かったので、そのままその会衆にとどまっていたならば、やはり、その問題の関係者は、わたしを快く思わず、その会衆で、肩身の狭い思いをしたことは考えられました。

 

 

 それで、その会衆から引っ越しすることは、ある程度、エホバ神の導きが働いていたのかもしれません。(創世記27:41-43)


 それで、わたしは田舎の町から出て他県の都会に引っ越して、そこで、証人の会衆に交わりながら、英会話学校に通って英語の勉強に打ち込み始めました。


 エホバの証人は、多言語で同じ内容の出版物があります。それで、その頃からものみの塔の研究記事と書籍研究の予習を英語でし始めました。そして、聖書もそのころから日本語と英語の両方で読み始めました。英語の聖書朗読のテープも聞き始めました。そして、エホバの証人は、出版物の記事の英語の朗読テープもあったので、それも聞きました。


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エホバの証人は国際的な組織で多言語で同じ内容に雑誌や書籍や聖書やテープが揃っている





  それで、わたしは、集会の予習のために日本語と英語で、ものみの塔誌の記事と書籍を、通算およそ十年から十五年くらいは、研究したと思います。ですから、エホバの証人の多言語の環境と、自分の努力は英語力を伸ばすのに助けになりました。



 その当時もあまり若くもなかったのですが、今よりはずっと記憶力が良かったので、比較的短期間に英語力を伸ばしました。そして、英検やトーイックトーフルの試験にトライしました。そうしてわたしは英検2級をほどなくして取りました。その当時は、英検準1級の一次は通りましたが、二次に落ちていました。


 でも、その当時は、両親ももう年を取っていたので、私は、母から、一年から一年半くらいで仕事を始めるように言われました。


 それで、わたしは何か英語の仕事を始めたいと探していました。ただの英検2級でしたが、幸いなことに、しばらくして、公共の施設で、英会話の講師として、ボランティア講座を担当させていただくことになりました。それで、英語の力を伸ばしたり仕事を得たりすることに関しては、引っ越ししたことは、わたしにとってとてもプラスになりました。


(2)ルームメイトを組んで入居することを予定してマンションに引っ越す


 わたしは、引っ越し後しばらく、アパートでひとりで住んで英語の勉強に打ち込んでいました。でも、なんらかの仕事を始めていました。そして、実家のある離れた県のエホバの証人の伝道者の若い姉妹と個人的にルームメイトを組んで広いマンションに引っ越すことを新たに計画しました。わたしは仕事を始めたばかりで、とても低収入だったので、パートナーを組んで家賃の支払いを抑えて少しでも経済的に楽になりたいと思いました。


 そのマンションは夏と冬の寒暖の差もあまりない、とても快適なマンションでした。そのマンションの家賃は低収入の私からすると高額だったので、わたしがそのマンションにひとりで住むのは経済的に困難なことでした。でも、ふたりでなら、前の家賃よりも安くなり、何とかやっていけるはずでした。わたしが入居した後、その若い姉妹が引っ越してくることを約束しました。


 そして、マンションの大家さんと契約を結んで、わたしが入居をした後、その若い姉妹の入居を待っていました。ところが、その若い姉妹は、わたしにとっては高い家賃のマンションに契約後か入居後か、はっきりとは忘れましたが引っ越してくるのを断ってきました。


(3)ルームメイトの約束違反のために経験した経済的な困難


 わたしはひとりで、そのマンションの家賃を払わなければならなくなりました。そして、新しい場所に引っ越しすることは、新たに敷金や礼金などのお金も手間もかかりますから、わたしはまたもう一度引っ越しすることもできませんでした。

 

 わたしはその頃、会衆で正規開拓者として奉仕することを認められていました。そして、その頃、英会話の講師を始めていたのですが、まだ生徒が少なく、わたしにとっては高い家賃を払うのに、月の食費を六千円くらいに切り詰めなければなりませんでした。


 今だったら食費が月六千円でも、もっと賢くお金を使って、お腹をすかせないようにできたと思いますが、その当時は、あまり知恵がなく、一日食費二百円の予定が、何カ月も続き、お腹を空かせた状態が続きました。

 

 

 でも、群れ全体の食事がよくあり、わたしが経済的な困難を抱えていることを知っているごく少数の姉妹たちから個人的な食事招待も何度も受けましたし、少額の金銭の援助もありましたし、死ぬことはなく何とかなりましたが。
 
 でも、その当時、食費を切り詰めても、奉仕をすることは楽しいことでもありましたが、長い目で見ると、ある程度自分の健康を損なうことになったと思います。それで、長老たちがしたことは、わたしの健康と体力を落とす結果にもなっていたと思います。
 
  もちろん、正規開拓奉仕を降りて、世俗の仕事を増やして、家賃を払うようにしたらと言う会衆の姉妹もいたのですが、その若い姉妹がわたしとのルームシェアを断るように助言した長老は、わたしが奉仕を縮小することを望んでいたのでしょうか。
 
 いずれにしても、わたしはお腹をすかせながらも、英会話の講師の仕事と聖書朗読と野外奉仕に最善を尽くしました。

 

 

 ところで、わたしはその若い姉妹とは、遊び友達のような関係で、一緒に実家の県の田舎まで、わたしの以前の研究生の姉妹のお住まいに小旅行をしたりしました。そして、後になってその若い姉妹は、その姉妹の交わる会衆の長老からわたしとルームメイトを組むのをやめるように言われたと言いました。




  その若い姉妹の会衆は、雑魚寝事件があった同じ県だったので、それで、その会衆の長老がその話を聞き及んで行動したという可能性もあります。また、そうでなくても、その会衆の長老は、その姉妹の個人的な決定に強い影響を及ぼして、その姉妹がわたしに経済的な困難を経験させてもその姉妹がわたしとの約束を破るように助言したことになります。そして、その若い姉妹は、大群衆の長老の助言に盲従しました。



(4)わたしがルームメイトを組むのを大群衆の長老たちが協力して妨げたと考えられる理由


 それで、わたしの交わる会衆の長老にその若い姉妹の会衆の長老に連絡して、わたしとルームメイトを組むのをやめるように働きかけなかったかと尋ねました。その若い姉妹の会衆の長老は、わたしのことを個人的にほとんど知らなかったはずであって、その姉妹がわたしのルームメイトになることに反対する理由は全くなかったはずでした。


 その事で、二人の長老と話し合いましたが、その二人の長老たちは、そのようにしたことを認めませんでした。でも、わたしがわたしの群れの長老に確認した時に、そのことを否定する長老たちの態度は、普通ではありませんでした。そんなことはありませんよそのことを穏やかに否定するという態度ではありませんでした。さらに、若い姉妹の個人的な決定であったとも言いませんでした。


 しかし、その二人の長老は口をそろえて、その若い姉妹の交わる地元の長老に連絡してなぜそのようにしたか調べることは決してしないようにと厳しく言いました。


 もし、わたしの交わる会衆の長老たちが、何も関わりを持っていなかったのであれば、決して調べないようにと言うのは絶対おかしいです。でも、わたしは調べても良かったのですが、実際わたしはその姉妹の会衆の長老兄弟に確認はしませんでした。


 そのようになったのは、わたしが七つの星に関して統治体に手紙を書く前でした。それで、わたしは長老たちは、わたしが前の会衆で起きた雑魚寝事件のために、排斥と長老と奉仕の僕の削除があったことを知ることになり、それがわたしのせいだと考えられ、そのためにその問題が起きた近隣の長老と共に協力して、そうしたことをされたのではないかと思います。そうでなければ、普通の姉妹が経済的な理由でパートナーを組むのを妨げる理由が全く分かりません。


 そして、その長老たちのひとりは、ご自分のことを道徳的な規準に関しては、かなりどうでもいいと考えていて、ゆるいというようなことを言われました。それで、わたしが、前の会衆でした行動は、その長老は気に入らなかったのではないかと思います。


 さらに、わたしはマンションの自分にとっては高額の家賃のために、幾月か姉妹たちに、お金を借金して家賃を払わなければなりませんでした。わたしは借金の返済が少し遅れたりしましたが、結局返済しました。その時、ある姉妹から、事情を調べないようにと言った長老が、わたしが姉妹たちに借金をしたことを怒っていたと伝え聞きました。


 その長老は、わたしを経済的な困難に追い込んでおいて、わたしが困難のゆえに借金をしたら怒ったのでしょうか。確かに、わたしはそのことを確認することはしなかったのですが、会衆の長老たちの態度から、どう考えても、長老たちが関わっていたのではないかと思います。


 それで、今もそうだと思いますが、エホバの証人の長老に個人的なことでも何でも相談して従うべきだという教えが強調されています。つまり、イエスの右手の上の七つの星が聖霊で油そそがれたクリスチャンではなく、エホバの証人の長老たちすべてであって、長老たちの指示には、奇妙であっても、自動的に正しい結果になるので、従うようにという教えになっていると思います。



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統治体はイエスの右手の上にある七つの星である長老たちの指示が奇妙であっても自動的に正しい結果になるので盲従するようにと教えている


 エホバの証人の会衆で長老の言うことは、成員にとても大きな影響力があります。




(5)自分にとって高額な家賃を払いながら正規開拓奉仕を続ける


 わたしが会衆の姉妹にルームメイトが断ってきて家賃が高いことを話したら、その会衆の姉妹はルームメイトを組むのを長老に相談しなかったのが悪かったとわたしに言いました。その姉妹は、わたしに正規開拓奉仕を降りて全時間の仕事をして家賃を払ったらと言いました。でも、わたしは食費などの費用を節約して、収入の少ない中で、英会話の講師の仕事を続けながら正規開拓奉仕も続けました。


 私は正規開拓奉仕をしていましたが、やはり、長老たちは、わたしに冷たくしていと思います。集会では、どんなに準備をしても、ものみの塔研究ではやはり、決して一回以上、注解に指名されることはありませんでした。そして、会衆の集会で、実演の機会が提供されることもありませんでした。およそ十年の間に一回だけあったと思います。


 わたしは、その会衆では、研究生がたくさんは見つからなかったのですが、それでも雑誌の配布の数は、普通の正規開拓者の二倍か三倍くらいあって月に二、三百冊配布していました。もちろん、数が重要なのではありませんが、配布数が良かったのは、出版物を良く読んで準備をするという努力を払っていたからです。でも、そうした努力が払われていることをほめられることもありませんでした。それで、わたしはどんなにがんばっても、会衆でも近隣の会衆でも徹底的に目立たないようにされていたと思います。


 もちろん、エホバへの奉仕は人から誉れを受けたり目立つために行うわけではありませんし、出版物の配布数が大切なのではありませんから、そのことは大きなことではありませんでした。

 

 わたしは毎日朝早く、四時か四時半くらいに起きて奉仕にでかける前にかなりの時間をかけて日本語と英語で聖書朗読をすることに喜びを見出していました。わたしはエホバ神を見つめていました。わたしは聖書に徐々に精通していきました。

 

 

 それで、わたしは統治体の教えの一部が、聖書に書かれていることから少しだけ離れていることに気づくようになりました。それで、わたしは後程、そのマンションに住んでいた時に、統治体にイエスの右手の上にある七つの星は、聖霊で油そそがれた監督ではなく、聖霊で油そそがれたクリスチャン男女であるという聖書から論じた手紙を英語で書くことになりました。

 

 

 

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ヨハネはイエスの右手の上にある七つの星は聖霊で油そそがれたクリスチャンの男女であることを聖書から論じた手紙を統治体に送りました

 

 

 

 その後のどんなことが起きたかは、また後の記事で経験を説明したいと思います。



(6)わたしの経済状況の好転と関係した長老のその後


 わたしは、英会話の講師をしていましたが、その後、生徒が増えていき、ある程度の収入を得られるようになって、食費にもっとお金をかけられるようになったり、小旅行くらいはできるようになりました。


 後日談ですが、別の会衆の長老に事情を決して尋ねないようにと言ったその都会の会衆の長老のひとりは、わたしが確認した時点では、エホバの証人とは交わっていませんでした。連絡をとることができませんでした。


 でも、その長老兄弟にしても、わたしを以前、食事招待をしてくださったことがあり、かわいい奥さん姉妹とかわいくて頭の良い女の子を大切にしておられたので、聖書の愛の教えを理解していなかったということではないと思います。でも、聖書の道徳基準にかなりゆるいところがあるという意味のことをご自分で言っておられました。


  実際には、大群衆の長老たちによって、わたしの生活はその当時一時的に経済的にとても困難になったと思います。その大群衆の長老たちの行動はとても愛に基づく正しい行いだったとは言えません。

 

 この経験は今からおよそ二十数年前のことですが、わたしはその当時、そのような経験をしていること、長老がかかわっていることをほとんど他の人に口外しませんでした。そして、今、エホバの証人でなくなってだいぶ経ちますが、初めて話しています。

 

 

  少なくとも、ひとりの大群衆の長老が関係していましたが、わたしはその当時交わっていた会衆の長老も関わっていたのではないかと強い疑いを持っています。