ヨハネのブログー聖書の預言と希望

主に私たちの将来に希望を与える聖書の預言を説明しています

日本のトップが行った大嘗祭という偶像崇拝に対するエホバの怒りをどうしたら和らげることができるできるか

 

 昨年は、令和元年にあたって大嘗祭が、国家をあげて行われました。 これは、聖書的にいうと、天照大神、また、その背後に存在する日本の悪霊の君に対する偶像崇拝です。偶像崇拝は聖書の神エホバの怒りを引き起こします。

 

 

 それで、今回の大嘗祭は、聖書の神エホバの激しい怒りを引き起こしたと思います。それはエホバ神の日本に対する好意と助けを失わせました。それで、日本に今後国難が待ち構えていると思います。

 

 国家の命運は、基本、聖書の神エホバとの関係がどうであるかによって左右されると思います。過去において聖書の神エホバに不敬を表した国家は、災いにあっているケースが多いと思います。これは、単に、その国家が単にひとりのクリスチャン、あるいはひとつの宗教グループに良くすることによって決まるのではありません。あくまで、聖書の神エホバがどのように扱われるかによって、結果が出てくると思います。

 

今回の記事では、昔、古代バビロンで、国家を挙げて偶像崇拝が行われた後に、どんなことが起きたかを説明します。そして、今回国家を挙げて行われた大嘗祭という全国規模の偶像崇拝で引き起こされたエホバ神の怒りをどのようになだめられるかを考えてみますので、日本の政治に携わられる方々にご検討していただければと思います。

 

 

(1)古代バビロンで起きたことと現代日本で起きたことの相似

  昔、バビロンでネブカドネザル王の偶像が建立された時、三人のユダヤ人だけが、その偶像に対して崇拝することを拒みました。その他のバビロン人は、皆、その像に対して偶像崇拝を捧げました。(ダニエル3:1-7)


  しかし、古代バビロンでは、その場にいなかったダニエルを含めて四人だけ政府関係者に偶像崇拝を拒んで、まことの神を断固として崇拝していることを示した人がいたことになります。しかし、今回大嘗祭を行った日本の場合、古代バビロンよりも、まことの神に祈りを聞いていただける立場の人がいなかったことになると思います。


 

 古代バビロンは、周辺諸国の人々を数多く殺害しました。また、ユダのエホバの神殿を破壊し、その当時は神との契約関係にあったユダの国民を大量に殺害しました。そして、国家ぐるみで大々的にバビロンの神々に対する偶像崇拝を推進しました。


  古代バビロンでは、ネブカドネザルがまことの神の前にへりくだったので、バビロンは彼の時代には滅びませんでした。しかし、ネブカドネザルの後を継いだバビロンの王ベルシャザルは、過去にネブカドネザル王に起きたことを知りながら、国家ぐるみでエホバ神に不敬を示し、偶像の神をたたえながら宴会に浮かれました。

 

 



バビロンの王はエホバの神殿の器でぶどう酒を飲んで国家ぐるみで偶像の神をたたえた

 

 

 

 バビロンは、その時に、メディア・ペルシャによって滅ぼされてしまいました。(ダニエル5:1-4)それで、エホバ神はご自分に対する不敬に反応されるということが分かります。

 

 

バビロンは偶像崇拝の伴う宴会にふけっていたその晩に倒されてしまった


 

 エホバ神は感情をお持ちの神です。とりわけ、偶像崇拝と悪霊崇拝に対して怒りを抱かれます。そして、国家ぐるみで偶像崇拝を行う時に、エホバ神はその国家を滅ぼしてしまわれることがあります。古代バビロンは、ネブカドネザル王が神の神殿を破壊し、エホバ神の崇拝者を殺害し、さらに、偶像崇拝を国家ぐるみで行ったために、滅ぼされてしまいました。

 

  エホバ神は命の源です。(詩編36:9)エホバ神にとってご自分の崇拝者の命はとりわけ貴重です。(詩編116:15)エホバ神はご自分の崇拝者たちがバビロンの攻撃によって失われたこと、また、ご自分のエルサレムの神殿が破壊されてご自分に対するはなはだしい不敬が示されたことをそのまま見逃されることはありませんでした。(エレミヤ50:28)

 

 エホバ神は日本政府が長年にわたって行ってきたことを見ておられると思います。エホバ神は、物事を時代を越えて見ておられる神です。そのため、次のように言われます。「わたしエホバは全き専心を要求する神であり,わたしを憎む者については父のとがに対する処罰を子にもたらして三代,四代に及ぼす」と言われています。 (出エジプト20:5)


 エホバの崇拝者に対する迫害や偶像崇拝はエホバ神に憎しみを表すことなので、エホバ神はその処罰を時代を越えてもたらされると思います。そして、今回、日本政府が国家ぐるみで偶像崇拝を行ったので、なおのことです。


 

 日本の状況は豊臣秀吉の時また徳川幕府の時、また太平洋戦争中にクリスチャンに対する徹底的な迫害を行って、クリスチャンを徹底的に迫害し殺害してきました。ほとんど古代バビロンと同じ状況です。また、日本は、中国やアジアで多大の血を流しました。

 

 このことをエホバ神は見てこられたと思います。エホバ神は日本政府が長年にわたって行ってきたことを見ておられると思います。そのため、昔のバビロンの時代の状況よりもさらにエホバの崇拝者が存在しないという状況です。それでは、エホバ神は日本に対して古代バビロンに起きたことが起きるようにされないでしょうか。

 

 エホバ神は、「わたしを憎む者については父のとがに対する処罰を子にもたらして三代,四代に及ぼす」と言われています。 (出エジプト20:5)エホバの崇拝者に対する迫害や偶像崇拝はエホバ神に憎しみを表すことなので、エホバ神はその処罰を時代を越えてもたらされると思います。そして、今回、日本政府が国家ぐるみで偶像崇拝を行ったので、なおのことです。

 


(2)国家の政治のトップがまことの神に対する態度がこの国家の命運を左右する


  昔の預言者たちは、王や国民が神に立ち返るよう努力を払いました。答え応じる人は少数でした。預言者たちが行う努力は、その国家に起こることにさほど影響しませんでした。国民全体に大きな影響を与えたのは、その国家の政治のトップの振舞いでした。


 

 聖書の神はとりわけ国家の政治のトップがご自分に対してどのような態度をとるかに注目されます。聖書では、昔の王たちが聖書の神に対してどのような態度をとつたかに注目しています。

 

 そして、政治のトップが聖書の神に敬意を払う時、エホバ神は、その国民がどうであるかをある程度無視しても、その国家に対して良くされました。(歴代第一29:22-25)そして、政治のトップが聖書の神に不敬を表す時、その国家には災いが起きました。先ほど説明したソロモン王の偶像崇拝のために次の王の時に起きたことはその例です。


 

 ですから、今回の大嘗祭は、今後、エホバ神が日本全体に対して是認していないことを表明されても、少しもおかしくないということになると思います。すなわち、聖書の神が日本を保護することを差し控えられても当然のことになります。


 

  何度も申し上げましたが、これから、日本に大きな災いが起きるとしたら、それは、新天皇と政治のトップの安倍首相や政界・司法・立法や自治体の代表者の方々、靖国神社を参拝される政治の高官の方々の責任だとわたしは申し上げます。日本全国ぐるみで行われた偶像崇拝は、万物の創造者エホバ神の是認と保護を日本から失わせ、エホバ神の怒りを引き起こしたからです。

 

 

(3)日本に待ち受けている国難を避けるために何をしたらいいのですか


 

 それで、わたしは新天皇や皇族の方々がキリスト教の聖書の神の前にへりくだられて、敬意を払われるようにお勧め致します。キリストの贖いの犠牲に頼るならば、罪は許されると思います。(エス)はわたしたちの罪のためのなだめの犠牲です。ただし,わたしたちの罪のためだけではなく,全世界の罪のためでもあります。」とあります。(ヨハネ第一2:2)



   それで、大いに聖書の神エホバ神に対する敬意を示す努力を払われるようにお勧め致します。キリスト教の聖書の神エホバ神に対する敬意を表すことを国家ぐるみで大々的に行われるのがいいのではないかと思います。



 昔預言者ヨナはエホバ神に命じられて後四十日でアッシリアのニネベが覆されると宣べ伝えました。すると、ニネベの王が自分が悔い改めて祈るとともに全国民にも悪と暴虐の生き方をやめてまことの神に心をこめて許しを呼び求めるよう勧めました。



  ニネベの王は、エホバ神が怒りをとどめるチャンスにかけました。その結果、エホバはニネベの王や人々が悪から立ち返ったのをご覧になり、ニネベを滅ぼすご自分の考えを変えられました。そして、ニネベの滅びは延ばされることになりました。(ヨナ3:3-10)

 

 

 

  • 0jonah and the ninevites
    ニネベの人々はヨナの預言を聞いて全国的にまことの神に呼び求め生活の仕方を変えたのでただちに臨む国難を免れた






       
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  ですから、全国的にエホバ神の崇拝を促進するような法律などを制定するのがいいのではないかと思います。大嘗祭偶像崇拝は全国的に大々的に行われたので、エホバ神を高める法律制定も全国的に大々的なものとして、エホバ神の怒りが和らげられるのに足る十分なものとすることが必要だと思います。そのようにすれば、エホバ神の怒りも幾らかはなだめられるかもしれません。

 

 でも、豊臣時代と徳川時代に幕府が行ったクリスチャンに対する迫害は徹底的なものでした。また、戦時中も投獄や獄中死などクリスチャンに対する多大な迫害が行われました。その上、アジアの民間人や対戦国の兵士など日本政府により多大の流血が行われました。さらに、平成と令和の大嘗祭その他の偶像崇拝などが国家ぐるみだ行われているのですから、相当なことを行わなければ、前途にかなりの国難が待っていると言えるのではないかと思います。

 

 ひょっとして、日本人のわたしが、聖書の預言の解釈を行っているために、国難が日本に起きていると考えられるでしょうか。イエスユダヤで宣教を行われて、そのことそのものが原因で、ユダヤ国難が臨むことはありませんでした。イエスとイエスの弟子たちなど、エホバの崇拝者たちに対する迫害と流血が神の怒りを引き起こしてユダヤに西暦70年の国難が臨みました。


 

 ですから、日本政府が最大限にエホバの怒りをなだめる努力を払わなければ、どんな国難が日本に臨むことになるかはわたしには予見できません。



 

 そうしなければ、これから日本にまた国難が起きることになると思います。わたしは、以前申し上げましたが、ひとつの国家に起きる起こる災いはどこかの国による迫害や攻撃が主な原因というよりは、聖書神エホバとのその国家との関係が悪いために引き起こされると思います。

 

 とりわけ、エホバにとってはその国家のトップが行うことが重要です。誰か個人がエホバ神に不敬なことを行ったことが主原因となるのではなく、国家ぐるみで行う偶像崇拝は、とりわけエホバ神の怒りを引き起こします。

 

 

 それで、今後、日本に国難が起きることが予想されますが、その場合は、新天皇、また、皇族の方々、パーティーの際に、万歳三唱をされて天皇を神として崇拝することを国民に奨励された安倍首相、また一緒に偶像崇拝をなさった政治の関係者の方々の偶像崇拝が引き起こしたと言えると思います。