ヨハネのブログー聖書の預言と希望

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沖縄でなぜ新型コロナの感染者数が全国一に高いのかその宗教事情を考察する

沖縄でなぜ新型コロナの感染者数が全国一に高いのかその宗教事情を考察する

【見出し】

(1)沖縄の宗教事情の概略ー琉球神道とキリスト教
(2)沖縄の琉球神道で信じられている死霊
(3)聖書の述べる死者の状態と悪霊の起源
(4)沖縄の呪術信仰における霊媒ノロとユタ 
(5)なぜ悪霊たちではなくエホバ神を崇拝するべきなのか
(6)新型コロナ感染が沖縄で激しい理由のひとつは沖縄での悪霊崇拝

 

 

 

 新型コロナ感染者の人口当たりの割合は、沖縄がダントツに多いです。直近一週間あたりの都道府県別新規感染者としては、沖縄がダントツで41人で、東京よりも二倍以上の数になっています。沖縄の宗教事情を調べて考察してみたいと思います。

 

新たに確認された感染者数(NHKまとめ)

 

(1)沖縄の宗教事情の概略ー琉球神道とキリスト教


  沖縄では、 琉球神道(りゅうきゅうしんとう)を中心に信仰されてきました。
沖縄では仏教徒は少ないのだそうです。この琉球神道は、日本古来の神道だということです。沖縄の琉球神道の教えは、本土の古事記日本書紀に基づく神道とは異なっています。

 しかしながら、沖縄は、戦後は、米軍の影響でキリスト教信仰も盛んです。その多くはプロテスタント派です。沖縄県内には約210か所のキリスト教会が存在し、全国で最もクリスチャン人口の比率が高いということです。

 ですから、ある程度、沖縄が経済発展を遂げているというのは、沖縄がクリスチャンの比率が高いために神の祝福をある程度は受けたのではないかと考えていました。


 しかしながら、沖縄にクリスチャン人口が多いとしても、沖縄でもともと支配的な古神道琉球神道は、沖縄のクリスチャンに試練をもたらすだろうと思います。そして、沖縄のクリスチャンが、聖書の基準を投げ捨てて、例えば、周囲の偶像崇拝や悪霊崇拝に巻き込まれるならば、神からの災いを経験することになるのではないかと思います。



(2)沖縄の琉球神道で信じられている死霊

 琉球神道は、沖縄独自の信仰であり、太陽神を最高神として崇めますが、太陽神以外にも多くの神を崇拝します。また、地域集落の死者の魂、祖先の霊を守護神として崇める多神信仰です。琉球本土では、先祖崇拝がとても強いとされています。


沖縄Wiki


 沖縄の琉球神道では、神の存在する世界も死後の世界も信じています。そして、沖縄の古神道では、死んだ先祖は、やがて神になると信じられています。

 
お盆」といわれる行事は、日本の多くの場所では、一般に仏教行事として認識されています。しかし、「お盆」のしきたりや形式はもともとは古神道の先祖崇拝です。それで、沖縄では、「お盆」の行事が行われます。

 「お盆」では、死霊がこの世に戻ってくると信じられていますが、死者は存在していないので、実際には、人々が祖先の霊を迎えようとする時、悪霊を歓待することになります。そのようにすると、エホバ神の怒りを買う事になります。



(3)聖書の述べる死者の状態と悪霊の起源


 聖書は、死んだ人は「地面に帰る」「塵だから塵に帰る」と述べられています。(創世記3:19)死んだ人は地面の塵に戻ったので、意識がありません。


0adam was created out of dust small
最初の人間は地面の塵を材料として神により創造された


0adam and eve died
人間は年をとって死ぬと地面の塵に帰ることになる
その後神になるということは起こらない




 ですから、実際は、死霊は存在しておらず、死んだ人が何らかのメッセージを生者に伝えることはありません。ですから、死霊のふりをしているのは、神に太古の昔に創造され、ノアの大洪水の時に、神に不従順になった霊者なるみ使い、「神の子」たちです。(創世記6:1,2)




 聖書は神の子たちが美しい人間の娘たちと性関係を持ちたいという欲望のために、天でエホバ神に仕えるというみ使い本来の立場を捨ててしまったことを明らかにしています。
(ペテロ第二2:4。ユダ6)そして、彼らは、霊者だったのですが、地上に降りてきて、霊の体を物質化して人間の姿を取り、地上の人間の娘たちを妻にしました。



0sons of god became demons


ノアの時代に天のみ使いたちの一部は神に逆らい地上に降りてきて
      人の姿を取り人間の娘たちと結婚した

 


 彼らは世界的な洪水のために、地が大洪水になったので、人間の体を解いて天に戻らざるを得ませんでした。しかし、彼らは、天のみ使いたちの組織には受け入れられず、悪霊となり、滅ぼされる運命に定められています。(ペテロ第二2:4。ユダ6)



0noah's flood and demons
ノアの大洪水の時神の子たちは人間の肉体を解いて霊界にもどったが悪霊となった

 


 悪霊となったみ使いたちは、善なる神ではなく、もともと神に反抗した霊者ですから、聖書は悪霊を神として崇拝しないようにと戒めています。悪霊たちは、神ではなく自分たちが神として崇拝されたいと願っています。

 また、彼らは性的な快楽をふけりたいという欲望を持っています。そのために、人間を堕落させて、結婚関係を投げ捨てさせ、自分たちのように性的な快楽にふけらせたいと願っています。

 しかし、ヤコブ書には「神に服しなさい。しかし,悪魔に立ち向かいなさい。」と勧めています。(ヤコブ4:7)死者は存在しておらず、意識がなくなっています。ですから、あの世からの音信とみなされているものは実際には、エホバ神に創造された神の子たちが、ノアの時代に神に不従順になった悪霊たちです。

 ですから、わたしたちは死霊を恐れるように欺かれています。しかし、死霊を恐れるならば、悪魔サタンと悪霊たちを恐れて彼らを崇拝することになります。悪霊たちを恐れるのでなく、エホバ神ただおひとりを恐れるのが正しいことです。

 伝道の書には、「事の結論はこうである。まことの神を恐れ,そのおきてを守れ。」と勧められています。(伝道の書12:13)啓示の書の中でも、「神を恐れ,[神]に栄光を帰せよ。・・・それゆえ,天と地と海と水のわき出るところとを造られた方を崇拝せよ」と勧められています。(啓示14:7)


(4)沖縄の呪術信仰における霊媒ノロやユタ 

 沖縄では、ノロやユタなどの霊媒が存在します。ノロやユタも、世界各地に存在する霊能者と同じ存在だと言えます。

 例えば、さまざまな病気のいやしやふつうの人が知らないことを言い当てたりする能力が勝れていると、チベットダライラマやインドのサイ・ババのように有名になり、大勢の信奉者を集めることになります。

 沖縄のノロやユタは彼らほどでなくても、ある程度の「強力な業」や「しるし」や「異兆」を示すことができるわけです。(テサロニケ第二2:9)

   ノロとは琉球王国の時代から、
部落や村落の公的祭祀や共同体の祈願行事で神のお告げを伝える女神官、あるいは女祭司です。琉球王国から任命され、原則的に世襲制です。

ノロwiki

 本土での男性の神主のような立場にあります。
ノロは豊穣を願い、災厄を払い、祖先を迎え、豊穣を祝うといった時期ごとに祭祀を行いました。祭祀の間はその身に神に憑依されて、神そのものになる存在とされているそうです。現在では、ノロは少なくなり、ほとんど年配の女性だそうです。

0Noro

昭和初期のノロ



 ノロは、神のお告げを告げる者とみなされています。そして、ノロの神は当然聖書の神とは異なる他の神です。ですから、聖書的には、ノロはまことの神以外の偽りの神々を崇拝するよう奨励する「偽預言者」ということになります。

 聖書は「預言者または夢見る者があなたの中に起こってしるしや異兆を見せ, 『あなたの知らなかったほかの神々に従って歩み,それに仕えよう』と言って示したしるしや異兆がそのとおり真実になったとしても」、その預言者に聴き従わないようにと命じています。(申命記13:1-3)


 また、死霊に憑依されトランス状態に入り、死霊とされる霊者の託宣を述べる霊媒が、ユタと呼ばれます。

 沖縄や南西諸島では、部落や個々の家での呪術信仰で、ユタが人々の相談を受けたり、死霊のお告げを伝えます。


琉球神道Wiki

 

 ユタの場合は、個人や家族の問題の相談を受ける時、その問題の原因は、ある祖先の神をないがしろにしたためだと説明することがあります。ユタの目的は悪霊の神の崇拝を促進することです。

 

       0yuta
         1920年頃のユタの祈り

 



 また、ユタは、台風や地震などの災いを予告したり、紛失物のありかを述べたりしてその超自然的な力を示すことがあります。

 下記のサイトには、ユタがどんな経験をするかが説明されています。ユタは悪霊につかれて苦しめられていると思います。

~ユタ家系~琉球手相鑑定士カーラ


 聖書の中にも、占いをして物事を当てる女性が一世紀に存在していたことが記されています。パウロやルカの一行はこう述べました。「霊,つまり占いの悪霊につかれたある下女がわたしたちと出会った。彼女は予言を業として,自分の主人たちに多くの利益を得させていた。」(使徒16:16)

 しかし、その女が占いの力があったのはまことの神に影響されていたのではなく、悪霊につかれていたのです。ですから、沖縄のノロやユタが語ることが当たるかもしれません。しかし、彼女たちにそうした力を与えているのは、まことの神ではありません。エホバ神に敵対している悪霊なのです。

 ですから、わたしたちはノロやユタの語ることがその通りになったとしても、彼らに相談しないようにする必要があります。そうするならば、わたしたちは悪霊とかかわることになるからです。


 ノロ
ユタは万物の創造者であるまことの神に示されるべき恐れを悪霊の神に帰し、悪霊崇拝を推進しています。ノロの場合は、上位の神のお告げを伝える女神官であると認められています。しかし、ノロが伝えているメッセージは悪霊を源としています。


 沖縄のユタは、死霊からのメッセージを伝えているとみなされています。聖書では死者に相談する人は、「霊媒」と呼ばれています。そして、聖書には、「あなた方の中に・・・霊媒に相談する者,出来事の職業的予告者,死者に問い尋ねる者などがいてはいけない。」と禁じられています。(申命記18:11)ですから、聖書は霊媒、すなわちユタに相談して頼らないようにと戒めています。



0medium of endor and evil spirit

サウル王は女霊媒に相談したがそれはモーセの律法で禁じられた行為だった



 ユタが伝えているメッセージは死霊からのものではありません。なぜなら、聖書は、「死者はヤハを賛美しない。また,沈黙へ下って行く者もだれひとりそうしない。」と述べているからです。(詩編115:17)

 ですから、昔、女霊媒が呼び出した「サムエル」は、死んだサムエルではありませんでした。すなわち、死んだサムエルのふりをしていた悪霊でした。死者は地面に戻っていて塵になっているのですから、もう意識もなくなっているのです。伝道の書は、「死んだ者には何の意識もな(い)」と述べています。(伝道の書9:5)


 ですから、死者はわたしたちに何かのメッセージを伝えることはできないのです。そのようにみせかけているのは悪霊です。昔、神に創造されて、その後神に反逆したみ使いたちなのです。



 すなわち、ノロあるいはユタ、ある霊媒、また預言者の言う事は、当たるかもしれませんが、人間をまことの神エホバ神からの崇拝から引き離し、悪霊に導いています。そのため、エホバ神はノロあるいはユタあるいは霊媒あるいは他の神々の名によって預言を行う者たちに敵対されます。(申命記18:20)

 そして、実際は、台風や地震などの災いは、悪霊ではなく、エホバ神に由来するものが多いと思います。


海にささげるユタの祈り/奄美大島で権現祭


 お盆」といわれる行事は、日本の多くの場所では、一般に仏教行事として認識されています。しかし、「お盆」のしきたりや形式はもともとは古神道の先祖崇拝です。それで、沖縄では、「お盆」の行事が行われます。

 「お盆」では、死霊がこの世に戻ってくると信じられていますが、死者は存在していないので、実際には、人々が祖先の霊を迎えようとする時、悪霊を歓待することになります。そのようにすると、エホバ神の怒りを買う事になります。

(5)なぜ悪霊たちではなくエホバ神を崇拝するべきなのか

 聖書は、悪霊が力があり、人間を病気にしたり、災害をもたらしたり、占いをする、つまり、将来の予告をする能力があることを否定してはいません。(使徒16:16)悪魔サタンは、力ある業、しるしや異兆を示すことができます。(ペテロ第二2:9)

 しかし、エホバ神を捨てて悪霊を崇拝するならば、わたしたちは自分をとても不利な立場に置くことになります。
「エホバを捨て」て、「他の神々」に「身をかがめ」るなら、エホバ神の「激怒」を招きますから、エホバからの「呪い」を次々と経験し、その住む土地から追い出されることになるかもしれません。(申命記29:25-28)

 
エホバ神は、悪霊よりもずっと強力な神で、全能の神です。エホバ神は万物を創造されたまことの神です。また、エホバ神だけがわたしたちの最善の益を願っておられる愛の神です。(ヨハネ第一4:8)

 エホバ神は、またわたしたちに益することを教えてくださる方です。「わたし,エホバは,あなたの神,あなたに自分を益することを教える者」であるとご自分について語っておられます。(イザヤ48:17)


 エホバ神は、「全地の神」であられるので、基本、エホバ神は全人類にご自分を崇拝することを求められます。(イザヤ54:5)わたしたちが享受している命も命を維持する物もすべて、この方エホバ神から来ています。この方は、「命の源」です。(詩編36:9)


  聖書は、エホバ神について、「世界とその中のすべてのものを造られた神,この方は実に天地の主であり」「ご自身がすべての人に命と息とすべての物を与えておられる」と説明されています。(使徒17:24,25)


 ですから、わたしたちの命と命を維持する物すべて、太陽と大気と雨、また、それによって産み出される食物もすべてこの方からもたらされています。わたしたちは自分の存在そのものをこのエホバ神に負っています。また、わたしたちは生き続けるために、エホバ神が創造された物に依存するしかありません。




0sun and blue sky



0various fruits
わたしたちは生き続けていくためにエホバ神が創造し備えてくださる物に依存し続ける必要があります



 エホバ神はわたしたちがこの方を知らず感謝していない時でさえ、この方が創造された物から益を得ることを許されています。(使徒14:17。マタイ5:45)

 しかし、いずれ万物の創造者であるまことの神でない神は過ぎ去ることになっています。「天をも地をも造らなかった神々は,地からもこの天の下からも滅びうせる者となる」と述べられています。(エレミヤ10:11)天と地とその中に満ちる物すべてを創造された神に栄光を帰するのは当然のことです。この方を崇拝することだけが正しいです。

 そして、エホバ神は
悪霊崇拝者たちに災いをもたらすこともされます。どの国民でもエホバ神の前に公平に扱われます。さらに、エホバを崇拝しないならば、最終的な救いを得て、永遠の命を得ることは決してできません。(ペテロ第一1:9。テモテ第二3:15。ユダ21)

 それで、沖縄ではクリスチャンの数も多いので、聖書の神の祝福も受けると考えられます。しかし、琉球神道や呪術信仰などの悪霊崇拝が根強いために、沖縄ではクリスチャンたちも、まことの神とその基準を投げ捨ててエホバ神の怒りを買っている部分も多いのかもしれません。

 万物の創造者エホバ神を崇拝しましょう。琉球神道の神はまことの神ではありません。彼らは、琉球という小さな区域の神です。天と地を作られた万物の創造者がまことの神としてふさわしい方ですし、また、わたしたちはこの方に感謝と賛美をささげるのがふさわしいです。

(6)新型コロナ感染が沖縄で激しい理由のひとつは沖縄での悪霊崇拝


  エホバ神は他の神を崇拝するならば怒りを表されます。エホバ神はご自分の怒りを疫病で表されることがあります。エホバ神は昔イスラエル人がモアブ人の神バアルを崇拝した時に、二万四千人のイスラエル人を
疫病で打ち倒されたことがありました。(民数記25:1-3,9)

 詩編の中では、荒野で起きたことを説明し、「
彼らはペオルのバアルを愛慕し,死者の犠牲を食べるようになりました。彼らがその行動によって怒りを引き起こしていたとき,彼らの間に今度は神罰が激しく下りました。」と述べられています。(詩編106:28,29)

 死者への犠牲を食べるというのは、その時、荒野で死者への犠牲が捧げられていたことを意味しています。そのことはエホバ神の怒りを引き起こして、彼らに神罰が臨みました。ですから、お盆の時期に死者への犠牲を捧げることも、神の怒りと神罰を招くでしょう。

 申命記の中にも、イスラエル人が、「神にではなく悪霊たちに犠牲をささげるようになった」ことが書かれています。その結果、エホバはイスラエル人に対して激しい怒りを抱かれ、「
彼らの上に災いを多く」されました。彼らを「燃える熱病によって食い尽く」し、「苦い滅び」をもたらされました。(申命記32:16,17,23,24)

 すなわち、死者を崇拝するために死者への供え物を捧げることは、悪霊を崇拝することを意味するので神の怒りと神罰を招きます。その神罰の中には、「燃える熱病」、すなわち、疫病が含まれます。

 それで、死者を崇拝することは、悪霊を崇拝することを意味します。そして、それは、エホバ神からの「災い」としての、「燃える熱病」を招きます。それが先祖崇拝が盛んな沖縄にコロナ禍が激しく臨んでいる理由です。そして、それは、今日世界と日本で起きているコロナ禍が厳しく臨んでいる理由のひとつだと思います。

 沖縄でコロナ感染の人数が多い理由のひとつは沖縄で行われている死者に犠牲を捧げて悪霊の神々に対して崇拝することです。エホバ神を恐れてエホバ神おひとりを崇拝しましょう。