ダニエル11章の預言の簡単な説明ー改訂版
【見出し】
(1)ダニエル11章の預言の解釈・主の日の始まりと北の王の台頭と南に対する一度目の総攻撃
(2)二度目の北の南に対する総攻撃がキリスト教国によって阻まれる
(3)北の王はキリスト教国を軍事攻撃して成功し世界的に崇拝される
(4)後継の北の王は背教したキリスト教に改宗しキリスト教に良い影響を及ぼす
(5)北の王は荒廃をもたらす極めて不快なものを設立しキリスト教の本拠地に軍事攻撃する
(6)神の民はイエスの助言に従って山に逃げる
(7)北の王は再興した国際的な国家を用いて南に対する三度目の総攻撃を行って勝利する
(8)山間部に逃れたクリスチャンに対してキリストの千年統治が行われる
(9)今後のヨハネの希望
この記事は、わたしヨハネのダニエル11,12章の簡単な説明です。ここ最近でも、わたしは聖書預言について新しいアイディアを得ましたので、先回出した「イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(13)奴隷級になろうと努力するわたしヨハネのダニエル11章の簡単な説明」の記事を改訂します。
大半は同じです。最近、聖書研究して気づいたことを調整します。
望まれる方は、とりわけ、聖書が神の言葉であるという信仰を持つ方は、どうぞ、わたしとご一緒に聖書研究を行なってください。
わたしのメールは、daughter-of-zion1029ing〇ch 〇=@protonmail.です。わたしの預言の解釈にできるだけ聖書に基づいて意見を述べてくださってもいいですし、個人的に協力していただけるということであれば歓迎します。
(1)ダニエル11章の預言の解釈・主の日の始まりと北の王の台頭と南に対する一度目の総攻撃
わたしはダニエル11章22節の「契約の指導者」は、イエス・キリストに当てはまると思います。ですから、「契約の指導者」イエスが「砕かれる」とは、キリストが贖いの犠牲を捧げることを意味しているると思います。そして、23節からは、終わりの時の北の王が台頭してくる時について預言していると考えています。
ここからが、エホバの証人の統治体とわたしと解釈の違うところです。エホバの証人の統治体は、ここからダニエル11章39節まですでに成就していて、今から40節以降だけ成就すると解釈しているからです。
わたしがエホバの証人の統治体の解釈が間違っていると考えるのは、預言は成就した後に、このような預言がされていたと解釈するのではなく、あくまで、預言は事前に解釈されなければならないと考えるからです。
ラッセル兄弟は、1914年にイエスが天で王となると解釈しましたが、その時点で、ラッセル兄弟は、すぐに世の終わりと楽園が来ると解釈していたので、1914年以降、現在に至るまでの出来事をラッセル兄弟は、前もって聖書から預言されませんでした。
エホバの証人の統治体の解釈は後付けになります。それで、ラッセル兄弟の預言の解釈はかなり間違っていたので、ラッセル兄弟の解釈を、ふりだしにして、1914年説を初めとして、すべての預言の解釈をゼロから考えてみないといけないと思います。
ですから、わたしは北の王は今から、台頭してくると考えています。(ダニエル11:23)北の王の実体については、現時点では、おそらく、アレクサンドロス大王の支配領土、かつ、古代バビロンの領土のあった国になると考えています。その説明は他の記事で説明しています。今回は長くなるので説明を割愛します。
その領土のどの国が中心的な北の王として権力を振るう事になるかは、やはり、進展を見ていかなければ分からないかもしれません。
現在のEU(欧州連合)がさらに拡大して、いずれ北の王も含むことになるでしょう。
そして、北の王はまず中東で「豊かな地域」に対して紛争を引き起こすでしょう。(ダニエル11:24新世界訳改訂版)
そして、十分、世界強国となった北の王は、南の王アメリカ合衆国に対して一回目の軍事攻撃を行い、その抗争は、平和会談で終わるでしょう。(ダニエル11:25,27)
北の王の第一回目の総攻撃は成功し平和会談で終わるはず
(2)二度目の北の南に対する総攻撃がキリスト教国によって阻まれる
さらに、北の王は、二度目にも南に対して軍事攻撃を行いますが、その時にはうまくいきません。(ダニエル11:29)南の王の国土を攻撃する前にその攻撃は「キッテムの船」、つまり、南の王の同盟軍として戦うキリスト教国の海軍によって挫折させられます。(ダニエル11:30)
二回目の攻撃の時にはキッテムの船によって北の王は敗北する
さらに「キッテム」とは、ギリシャ正教会のギリシャと、ローマカトリック教会のイタリアを中心とするでしょう。もしかするとバチカン市国も含まれるでしょう。そして、それらの国々の同盟国なども含まれる可能性があります。
ローマカトリック教会の同盟国の地中海沿岸諸国とは、フランス、ポルトガル、スペイン、モナコ、クロアチア、マルタ、スロベニアなどになります。これらの国はキッテムの船に含まれる可能性があります。
カトリック教会Wiki、
ギリシャ正教会の地中海沿岸諸国とは、キプロス、ギリシャ、ブルガリアなどがあります。これらの国も「キッテムの船」に含まれる可能性があります。
ギリシャ正教会wiki
地中海沿岸諸国を確認してください
その詳しい説明は次の記事を読まれてください。
EUは、北の王とその同盟国と、南の王の側に立つEU諸国と分裂することになるので、EUは立ちいかなくなり、いったん崩壊することになるでしょう。(マルコ3:23-26)
(3)北の王はキリスト教国を軍事攻撃して成功し世界的に崇拝される
北の王は「打ち負かされ」て後、「聖なる契約に糾弾を浴びせ」ます。「聖なる 契約」とは「アブラハムに対する誓い」ですから、アブラハムの子孫の中からキリストが現れるという誓いです。(ルカ1:69-73)
つまり、北の王はキリスト教をひどく非難します。本来剣をとって戦うことは禁じられているキリスト教諸国家が北の王に対して、戦うのですから、神が不忠実になったキリスト教徒が非難されるように取り計らわれるのは当然です。
そして北の王は、「聖なる契約を破る者たちに注意を向け」ることになっています。つまり、背教したキリスト教に注意を向けます。(ダニエル11:30)
しかし、北の王は「聖なる所,要塞を汚し」ます。(ダニエル11:31新世界訳改訂版)「聖なる所」を「汚す」とは、その場所にいる人々が剣に倒れることを意味します。(エゼキエル24:21)
ですから、北の王は、自分の敗北の原因となったキリスト教の本拠地に対して軍事攻撃を行い、そこで人々を殺し、それらの国家を荒廃させることに成功します。
北の王の軍勢によってキリスト教会の本拠地は軍事攻撃を受け荒廃する
北の王は「日ごとの犠牲を除き去る」ことが預言されています。(ダニエル11:31新世界訳改訂版)すなわち、全世界でクリスチャンは定期的な奉仕を捧げることが難しくなり、世間で難しい立場に立たせられることでしょう。
そのために、世界中でクリスチャンは非難の的となり、キリスト教の本拠地を倒した北の王は、高められて崇拝されることになるでしょう。
聖書は、真のクリスチャンたちが世界的にイエスの「名のためにすべての人から憎まれ」迫害されることを予告しています。(マタイ10:22新世界訳改訂版)
(4)後継の北の王は背教したキリスト教に改宗しキリスト教に良い影響を及ぼす
ところが、北の王が背教したキリスト教に注意を向け、二度目に登場する北の王はイスラム教から背教したキリスト教に改宗するようです。(啓示13:11)
北の王は世界的に崇拝を受け、世界的に背教したキリスト教が勢力を振るうことになるでしょう。ところが、北の王の改宗は、聖書に従うキリスト教にもある面、有利な影響を及ぼすことになるのでしょう。
北の王は剣をとって戦うことを容認する背教したキリスト教に注意を向ける
北の王が世界的に崇拝されることになる
(5)北の王は荒廃をもたらす極めて不快なものを設立しキリスト教の本拠地を軍事攻撃する
北の王は、「荒廃をもたらす極めて不快なもの」と呼ばれる複合国家を設立します。(ダニエル11:31新世界訳改訂版)わたしは以前、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」は国際組織だと考えていました。
しかし、啓示17章にある預言では、大いなるバビロンが座る緋色の野獣は、一頭です。そして、聖書は基本的に一頭の野獣によってひとつの国を表現しています。(ダニエル7:17)
そして、その野獣は、「かつていたが、今はいない。しかし、底知れぬ深みから」上(る)ことが預言されています。(啓示17:3,8)
それで、わたしは緋色の野獣の前身は、EU(欧州連合)であると考えています。EU(欧州連合)はひとつの複合国家とみなすことができます。
ですから、EU(欧州連合)がいったん崩壊した後に北の王によって提唱される「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」も、ひとつの国際国家でしょう。(啓示13:11,14)
北の王は、EU(欧州連合)の後身となる国際的な国家を再び創設することを提唱すると思います。
しかし、その時、そのことに南の王も賛同します。このとき、「自分たちの神を知っている民は・・・行動を取る」ことが必要です。(ダニエル11:32新世界訳改訂版)
International North Model United Nations - General Assembly
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Author | Artbox33 |
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イエスは、「荒廃をもたらす極めて不快なものが,預言者ダニエルが語った通り,聖なる場所に立っているのを見掛けるなら・・・その時」神の民は「山に逃げ始め」るように命じられています。(マタイ24:15,16)
ですから、この時点で、イエスの助言に従って、山に逃げるという行動を取る必要があります。
ところが、同時に北の王は、「悪を行って契約を破る者たち」、すなわち既に聖書中の神の律法から離れているクリスチャンたちを,「背教へと導きます。」(ダニエル11:32新世界訳改訂版)
北の王に率いられてその複合国家も、キリスト教の本拠地を軍事攻撃するでしょう。そのため、「洞察力がある人たち」の一部は 「剣や炎,拘禁や強奪によって倒れる」ことが預言されています。すなわち、 背教したキリスト教の本拠地は、荒廃してしまうことが予告されています。(ダニエル11:31-33)
そして、北の王はその多くのクリスチャンを南の王米国に連れて行き、彼らは米国に捕らわれになります。
おそらく、この時既に山に逃れているキリスト教のグループは神の保護を受けて難を逃れることになるでしょう。
(啓示3:10)
しかし、南の王の土地に捕らわれになる神の民の中には、「多少の助けを得る」ことが予告されています。(ダニエル11:34新世界訳改訂版)
これは、エホバは「人を遣わし」て南の王の土地に捕らわれになっていた神の民がそこから解放されるよう助けることを意味しているのではないかと考えます。 (イザヤ43:14新世界訳改訂版)
その時、故国に帰還するクリスチャンもいるでしょう。その後、とりわけ、ギリシャが中心になって真のキリスト教の宣教が精力的に行われるようです。(ゼカリヤ6:1-3。啓示14:6-8)
このギリシャは、現代ギリシャではなく、アレクサンドロス大王が設立した古代ギリシャ帝国の地域が、宣教の中心となるでしょう。
「王国の良い知らせは,全ての国の人々が聞けるように世界中で伝えられ」ることをイエスは預言されています 。(マタイ24:14新世界訳改訂版)その時、宣教が世界中で熱心に行われ、その結果、聖書預言の成就を観察して、キリスト教徒が世界的に増加をすることも予告されています。(マタイ24:14。啓示13:3-8;14:6-8)
また、聖書の預言によると、イエスが王として即位され戻られた後に、霊的に神の民が養われる時がくることが預言されています。その時は、聖書の預言が自分たちの時代に成就したことを神の民は反芻して、霊的に養われることになるのでしょう。(ルカ12:37)
そして、エホバ神は迫害されてきた神の民のためにその祈りに答えて神の民に有利な「真実で正しい」裁きをくだしてくださることも預言されています。(ダニエル7:22。啓示16:5-7新世界訳改訂版)
(7)北の王は再興した国際組織を用いて南に対する三度目の総攻撃を行って勝利する
そして、北の王は、その「荒廃をもたらす極めて不快なもの」と呼ばれる国際的な軍事国家の軍隊を率いて、三度目の南に対する総攻撃をしかけます。
北の王は、膨大な数の兵士の非常に大規模な戦車や飛行機や軍艦でなる軍隊を率いて、南の王の国土とその同盟国に全面攻撃をしかけることになります。(ダニエル11:40,41)
北の王は三度目に南の王とその同盟国に総攻撃を加えます
北の王の攻撃は成功し、南の王の国土は荒廃し、イエスの助言に従わずに山に逃れなかったキリスト教の拠点も倒れます。なぜなら、北の王の軍隊は、『美しい地』にも入ることが預言されているからです。(ダニエル11:41新世界訳改訂版)
ですから、この時点で、エホバの証人がイエスの助言に従ってアレクサンドロス大王の設立した古代ギリシャ帝国の山間部に逃れていなければ、たとえ、神の律法に従っていても、組織の成員は命を失うことになるでしょう。
山に逃げないキリスト教の拠点も北の王の軍事攻撃を受けます
また、「多くの国が倒れ」ます。また、神の民とかかわりの深い国の中には、北の王の手を逃れる国もあるようです。(ダニエル11:42)ですから、南の王の同盟国は、北の王の攻撃を受けて倒れる国もあり、その攻撃を免れる国もあります。
大患難の後に山に逃れて世界中で、エホバ神を崇拝して奉仕する国際的な大群衆は、数えきれないほど多くなるでしょう。(啓示7:9,14)
(8)山間部に逃れたクリスチャンに対してキリストの千年統治が行われる
わたしはイエス・キリストが天で王として即位されるのは、三度目の紛争、すなわち大患難の前後の時期になると考えます。
そのように判断する聖書的な理由は幾つかあります。福音書では、イエスに臨在に関するイエスの言及は以下のようです。「人の子の臨在は,東から出て西に輝き渡る稲妻のようだからです。どこでも死骸のある所にはワシが集まります。」(マタイ24:27,28新世界訳改訂版)
ですから、イエスはご自分の王としての天での臨在に伴って大量の死骸が出て、ワシがその死体に集まると言われました。それは、どの時点での出来事のために大量の死骸が出るのでしょうか。
イエスは大患難の時大量の死骸が生じてワシが集まることを予告された
大患難とは北の南に対する最後の三度目の総攻撃を意味する
イエスは、ワシと死骸について語られる直前に、「その時,世界の始めから今まで起きたことがなく,いえ,二度と起きないような大患難があるからです。」 と言われました。(マタイ24:21新世界訳改訂版)ですから、大量の死骸が出るのは大患難の時です。
そして、一番大量の死骸が出るのは、ダニエル11章の預言の三度目の北の王の南の王に対する総攻撃の時です。ですから、三度目の最後の北の王の南の王に総攻撃が大患難を意味しています。
山に逃げる必要があるのは、「二度と起きないような大患難があるからです。 」とイエスが理由を説明されています。(マタイ24:21新世界訳改訂版)
大患難に関するイエスの言葉は、「荒廃をもたらす極めて不快なもの」が登場するのを見たなら、山に逃げるように言われた言葉の後にあります。(マタイ24:15,16新世界訳改訂版)
ですから、このことからも、三度目の最後の北の王による南の王に対する総攻撃が大患難を意味しているのではないかと思います。
イエスが王として臨在されるのは大患難の前後になるでしょう
わたしては、この後すぐに北の王によるクリスチャンのコミュニティに対する攻撃があるのだと考えていました。それは違うようです。
山間部のコミュニティに対してイエス・キリストは天から王として支配を開始されます。その時に、すでに死んでいた聖霊で油そそがれたクリスチャンも復活して、天でイエスと共に支配をします。(啓示20:6)でも、神の王国の支配は、天からなので、地上では目に見えません。
そして、その支配はまず、千年間続くのではないかと思います。(啓示20:4-6)その時、その地域は完全に楽園でなくても、考えられる限り、良い平和な支配が行われることになると思います。
その支配は詩編72編で予告されているように、貧しい者たちが救われ、義なる者たちが繁栄することになります。(詩編72:4,13)平和が続き、豊作を楽しむことになります。(詩編72:7,16)
神の王国の千年統治の下でパラダイスに近い状態が実現する
ことになります
わたしは以前は、証人の解釈を受け入れていたので、キリストの千年統治の時に、すでに人間の政府はいなくなっていると考えていました。しかし、キリストの支配する王国は、人間が支配する政府と併存すると考えるようになりました。
なぜなら、聖書は、キリストの千年統治の後に、マゴグの地のゴグが率いる大軍が、そのクリスチャンコミュニティを攻撃することを預言しているからです。(啓示20:7-9)
ですから、クリスチャンの大きなコミュニティと、他の人間による諸政府が共に存在していることになります。
それで、周囲の諸国民が存在している間に、クリスチャンのコミュニティがキリストの支配のもとで、千年間続くことになるのではないかと考えています。
そして、その結果が、エゼキエル38章にあるマゴグの地のゴグに率いられた大軍がそのコミュニティの攻撃です。
さらに、そのマゴグの地のゴグの攻撃が、「聖なる者たちの宿営」に対してなされることが啓示20章に預言されています。(啓示20:9)
その攻撃は、千年間悪魔サタンが無活動状態にされ、その後サタンが解放されて起きます。そして、その時に、「地の四隅の諸国民」が存在していることになっています。(啓示20:7,8)
キリストの支配に逆らう軍勢は、天からの火によって滅ぼされます。(啓示20:9)エゼキエル38章でも、神に逆らうマゴグのゴグの軍勢の上に、火と硫黄が降り、その軍勢は同士討ちと疫病によっても滅ぼされることになっています。(エゼキエル38:21,22)
ですから、千年統治の最後に、エホバ神は神の王国によって天変地異を引き起こし北の王の大軍を壊滅させることになります。(ダニエル11:44,45。エゼキエル38:19-23)
それで、人々はまことの神エホバが存在されることを疑問の余地なく知ることになり、エホバのみ名は神聖なものとされます。(エゼキエル38:23)
ですから、このことからもキリストの千年統治は、地の四隅の諸国民が存在する時に行われることになると思います。
以上が、啓示の書など他の預言を参照しつつ解釈したわたしヨハネのダニエル11章についての預言の解釈です。
しかしながら、この預言が成就するためには、非常に長い時間が経過するものと思われます。
(9)聖書の預言に対するヨハネの立場
わたしは、神の王国が完成することは望みますが、これらの諸国家間の紛争に関する預言が成就することを望んでいるわけではありません。わたしの立場は天気予報官が嵐を予告したとしても、それを望んでいるわけではないのと同じです。
諸政府は、ご自分たちの自由意志で行動していきます。もちろん、政治指導者は、聖書預言を考慮することはできると思います。私も、聖書預言がどのように成就していくかに関心があり、世界の情勢を注視しています。
当然のことながら、私自身が世界情勢を、操作してそのようなことが起きるようにするわけではありません。
聖書預言の中には、クリスチャンが迫害され、軍事攻撃を受けることが予告されています。(マタイ24:9)わたしがそのようになるように望むとか指示するわけでは決してありません。
そうした紛争が起きないように努力をすることはあります。それで、世界の情勢はわたしの意志や願いとは関わりなく進展していきます。
しかしながら、聖書預言のある部分では、王国宣教を熱心に行うことなど、神の民が積極的にかかわることのできる分野があります。(マタイ24:14)
また、まだ十分に研究できていないのですが、将来、神に忠実な油そそがれたクリスチャンが聖書からの音信を発表して、それが諸国民の行動に影響を与えることもあるでしょう。
できるだけ人々が聖書の神エホバに信仰を持ち、その方との良い関係を持つように助けていきたいと思います。
(11)今後のヨハネの希望
この預言は、ダニエルの時代には、「遠い将来に関するもの」でしたが、わたしたちの時代には、もう少し近い将来でしょう。でも、預言によると、「真夜中に,『さあ,花婿だ! 迎えに出なさい』と叫ぶ声」があがる時に、「10人の乙女」の多くの者たちは霊的に「眠り込んで」しまうほどです。(マタイ25:1,5新世界訳改訂版)
ですから、このダニエル11章の預言が成就するには、大変長い時間が経過するのでしょう。そして、災害は忘れた頃にやってくると言われるものです。クリスチャンは神の是認を得て救いを得るために信仰に基づいた忍耐と「用意をして」常に目ざめていることが必要です。(ルカ12:40)
それで、今後の預言の成就を注視しつつ、忍耐して前途のために用意をしていきたいと思います。
わたしは以前は世界各地で山に逃げればいいと考えていましたが、現在では、古代アレクサンドロス大王の領土の山岳部に将来クリスチャンのコミュニティが現れることになると考えています。それで、将来、大患難の前に聖書の預言に従って山に逃げたいと考える人々を受け入れることができるようにその地に行って準備をしたいと考えています。
また、小預言書、福音書のイエスの預言の解釈が十分ではないと感じています。それで、引き続き聖書預言の解釈の努力を続けて、自分の聖書預言の解釈が、聖書全体と調和したものとなるように、検証を続けていきたいと思います。
わたしヨハネの聖書の解釈に関心があり、将来のためにヨハネと一緒に準備をしたいと考えておられる方は、daughter-of-zion1029ing〇ch 〇=@protonmail.にご連絡ください。聖書的なご質問もできるだけ考慮したいと思います。