ヨハネのブログー聖書の預言と希望

主に私たちの将来に希望を与える聖書の預言を説明しています

​​ヨハネの聖書の解釈の変更のために読者を動揺させたかもしれないことに対するお詫び​​



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    わたしは、最近ダニエル書で預言されている北の王が南に対する第一回目の総攻撃という軍事行動をまもにまもなくとるかもしれないと考えました。しかし、聖書預言を考慮した結果、現時点では、まだ、北の王がはっきり現れる状況になっていないと考えています。それで、短期間に、自説を覆したことは申し訳ありませんでした。
 
 
 
​(1)最近のわたしの北の王に関する見解の変化​
 
 
 
  2018年のエホバの証人の年次総会で、統治体が、ロシアが北の王だと発表しました。ですから、エホバの証人は、まもなく、ロシアによる米国に対する攻撃が行われて、大患難になると考えています。
 
 
 
 わたしはそのことについて、考慮しましたが、ロシアは聖書預言の北の王であり得ないので、たとえ、中国を仲間に引きいれて米国を攻撃しても、決して勝利を得ることはないということを述べる記事を出しました。
 
 
 
 しかし、イランがロシア側に立っているふしが見えたので、もし、イランがロシアと共に行動するのであれば、ロシア側が勝利するかもしれないと述べました。それは、イランが聖書預言の中で、北の王になりうる領土の中にいる国家だからです。
 
 
 
エスと統治体の権威に関する聖書的な考察(12-1)エホバの証人の統治体の現代についての預言の解釈とそれに関する考察
 
 
 
 そのわたしの言葉を聞いて、米国に住む一部の人々は、もしかすると恐れを感じたかもしれません。でも、わたしはその時点で、北の王について見落としている聖書預言がありました。最近、啓示13章の預言を検討して、まだ、北の王に関するその預言が、どの国にも成就していないことが分かりました。
 
 
 
啓示13章の初めの野獣の頭にある致命的な傷を受けて治る野獣は北の王か南の王か
 
啓示13章の初めの野獣の実体と攻撃されるキリスト教の本拠地がどこかについての若干の解釈の変更
 
啓示13章に基づいてイランとトルコが連合国家を形成して北の王となる可能性について検討する
 
 
 
 そのために、まだ、イランははっきりと北の王とは判断できないと考えます。また、トルコにせよ、また、他の国々にせよ、どの国も北の王に関して、成就するべき預言がすべて成就している国家はありません。すると、ロシア側がたとえ、中国やイランなど他の中東の国を加えて米国を軍事攻撃するとしても、勝利を収める保証はないことになります。



 
(2)米国に住む人々に対するわたしの預言の解釈の影響
 
 
 
  そうすると、とりわけ、米国に住む人々の一部は、国外に出ようと一時的には考えて後、ほっとして考えを変えたかもしれません。それで、結果的に、わたしは一部のブログの読者を一時的にいたずらに動揺させたことになります。それは、申し訳ありませんでした。
 
 
 
 しかしながら、聖書の歴史や預言が、世界の覇権国が移り変わることを予告しているのは、事実だと思います。それで、イランが北の王でないとしても、また、北の王として強大になる状況が整っていないだけだとしても、いずれ、どこかの国が北の王として、現れてくると思います。
 
 
 

0world changing nations
​聖書の預言は世界の覇権国が移り変わることを預言し歴史は確かに移り変わったことを示している​
 
 
 
 
 
  それで、米国に住んでいる人々が、将来の北の王の軍事攻撃を考えて、米国から出ることを検討するのは賢明な事だと思います。(啓示18:4)さらに、移民として米国に移住するならば、やはり、将来の北の王の軍事攻撃に巻きまこれますから、米国に移住しない方がいいと思います。
 
 
 
 また、現在、とりわけ、米国トランプ政権は、中東や隣国のメキシコや南米などの外国の人々が移民として米国に来ることを拒んでいます。移民の外国人労働者たちが国内の米国人の雇用を奪っていると考えるからです。米国政府がそれを望まないのですから、米国への移民が米国内で良い扱いを受けることは期待できないでしょう。それゆえにも、米国に移ることは賢明ではないと思います。
 
 
 
 聖書預言からすると、米国は、いずれ、北の王による軍事攻撃で、戦場になる可能性があります。もちろん、それがいつになるかは分かりません。でも、その時がいつか訪れることになります。
 
 
 
​(3)わたしの預言の解釈に対して反米感情の強い人々が受けたかもしれない影響​
 
 
 
 
 一方、ロシアとイラン側が勝利するかもしれないという私の言葉を聞いて、反米感情を抱いている人々、あるいは、聖書預言が早く成就して欲しいと願う一部の人々は、一時的に喜んだかもしれません。しかし、その後、まだ、イランもどの国もはっきりと北の王であるとは断言できないというわたしの言葉を聞いてがっかりしたかもしれません。
 
 
 
 それで、わたしの聖書預言の解釈は、やはりそれらの人々を動揺させたかもしれません。それは、申し訳ありませんでした。
 
 
 
 ひとつには、わたしの聖書預言の解釈はまだ完成していないからです。今まで分からなかったいろんなことが新たに分かってきています。それで、新たに分かったことから、将来の見通しが異なってきます。まだ、米国が世界に覇権を振るう時代が続くことでしょう。
 
 
 
 そして、聖書の預言は、これからの世界情勢の進展について、私たちにとって指針となる有益な詳細な情報を提供しているように思います。それで、反米感情を持つ人々は、聖書預言を考慮して、慎重に行動するようにお勧めします。
 
 
 
 そして、聖書は諸国家に反米的な態度を勧めてはいません。将来、北の王は、おそらくその軍事的な成功のゆえに崇拝されることを聖書は預言しています。(啓示13:3,4)しかし、聖書は北の王もそれに従う北の王の崇拝者たちも、永遠の滅びを受けることを預言しています。(啓示13:8)


 
 
0king of the north8
​北の王はその軍事的な成功のゆえに世界中から崇拝を受けることになるが聖書は北の王の崇拝を避けるよう警告している​
 
 




 
 ですから、一番賢明なのは、北と南の抗争から離れていることです。殺人と流血から離れていることです。
 
 
 
 
 啓示の書は、悔い改めないで、「人を殺す者,性的に不道徳な者,心霊術を行う者,偶像を崇拝する者,偽りを語る全ての者は,火と硫黄が燃える湖に投げ込まれる。その湖は第二の死を表している」と述べています。「第二の死」とは、復活しない事、あるいは、復活して後、滅ぼされることを意味しています。 (啓示21:8)
 
 
 
 
     殺人と流血、つまり戦争に巻き込まれることを避けることが、諸国家にとっても、経済的に一番益になります。そして、戦争に巻き込まれる時、国民の死亡率はとても高くなります。
 
 
 
 
 例えば、日本でも第二次世界大戦に巻き込まれた時には、およそ三百万人の死者が出て、その時期、非常に多くの十代、二十代男子が兵士として命を落としました。戦争を始めたいと感じる厳しい状況であっても、いったん戦争を始めると、その犠牲は大きなものとなり、死亡率は非常に高くなります。
 
 
 
 
0japanese young kamikaze pilots
 
Members of 72nd Shinbu Squadron. Three of the five are 17 years old and the other two are 18 and 19 years old. The photo was taken the day before their mission.
​日本は太平洋大戦中前途有望な多くの十代の若者が殺人のために命を落とし三百万人もの死者が生じた​
 
 
 
 
 
 また、参戦して殺人と流血を行うならば、その戦争での犠牲者自体は少なくてすんだとしても、その流血行為は、命の与え主の不興を買って、必ず、後で何らかの形でその応報を受けることを覚えておかなければならないと思います。
 
 
 
  結局、聖書は過去にエホバ神の計らいによって滅びた国家は、バビロンだけではないことを示しています。同じように流血を行ったアッシリアのニネベも軍事攻撃を受けて滅びました。(ナホム3:1,5)


 ですから、どの国民であっても、北の王でも南の王でも、また、他の国家であっても、エホバ神ははなはだしい流血に反対され、その応報を受けるようにされるからです。(ローマ12:19)
 
 
 
 
0nineveh
User:Fredarch Nineveh. Mound of eastern city wall viewed from outer rampart to the east. Reconstructed Shamash Gate near center. 
流血の都市ニネベはエホバ神の不興を買って滅びてしまった
ーどの国も流血を避けてエホバ神の是認を保つことが求められる
 
 
 
 
​(4)南の王によって命を奪われてしまう神の民​
 
 
 
 啓示の書は神の民が南の王によって命を奪われることを預言しています。(啓示17:6)しかし、正確に言うと、神の民は神の言葉に従うために、また証しのために、南の王のみならず、「地の住む者たち」によって迫害を受けます。(啓示6:9,10)しかし、その主な実行者は南の王です。そのために、神の民は南の王に早く応報が臨むように願うかもしれません。
 
 
 
 さらに、聖書預言が成就するのが早ければ、それだけ、神の王国の実現が早くなり、この地上が楽園になるのが早くなるのですから、現在、クリスチャンとしての信仰を持つ人々は、できるだけ早く聖書預言が成就して欲しいと望むのは当然かもしれません。
 
 
 
 しかし、私たちは自分たちだけが救われたらいいと考えるのではなく、他の人々も救いにあずかって欲しいと望むべきだと思います。

 
 
  私たちは、悪いことを続けようとする人がいても、そのような人々が早く滅びるのを望むべきではないでしょう。そのような人々が悪い振る舞いを反省して生き方を変えることを望むべきです。エホバ神もこのように言われています。「私は,悪い人の死を少しでも喜ぶだろうか。かえって,その人が悪い行いをやめて生き続けることを喜ぶのではないか 」(エゼキエル18:23)
 
 
 
 結局、邪悪な人々が生き方を変えるのには、時間がかかるのですから、私たちには辛抱強さが必要です。
 
 
 
 そして、北と南の間の紛争ができるだけ遅く到来する方が、ひとりでも多くの人が、聖書とその神の存在を知り、救いに至る可能性が高くなります。私たちは、ひとりでも多くの人がエホバ神の側に立って救われることを望むという辛抱強い態度が正しいと言えると思います。(ペテロ第二3:9)
 
 
 
 それで、私たちは、自分がエホバ神とイエス・キリストに信仰を持つようになったなら、他の人々も同様の信仰を持つように助けるために、猶予されている時間を用いるべきだと思います。自己中心的になって、自分だけが助かればいいという態度を取るべきではないと思います。
 
 
 
  さらに、クリスチャンが神に対する忠実さのために迫害されるという事態を全くなくすことはできませんが、南の王が神の民の命に酔うほどの状況になることを緩和することはできると思います。
 
 


0babylon the great 7
 
大いなるバビロンが神の民の血に酔うほどになる事態をどのように免れることができますか​
 
 
 
 
 このような状況が起きるのは、神の民の側に失敗があるからだと思います。聖書は神の民の「軍」が「敵」の「剣」に引き渡されるのは、神の民の側の「違犯」のためであると述べています。(ダニエル8:12。詩編63:10)
 
 
 
 神に従う道は基本的に命の道であるはずだからです。聖書は神に従う時、命が失われたり、短くなる場合があることを否定してはいないとはいえ、神の律法に聞き従うならば、基本的に長く生きることを約束しているからです。(格言3:1,2新世界訳改訂版)
 
 
 
 それで、生存率を良くするためには、神の律法を守って、淫行や殺人や心霊術や偶像崇拝などの神の律法違反がクリスチャン会衆に絶対に起きないように努力をすることが求められると思います。(啓示21:8)また、罪を犯した場合は、キリストの贖いの犠牲に基づいて罪の許しを求めることが必要です。(ヨハネ第一2:2)


 
 


0no gan
​​殺人・・・​​


0flee from fornication1
性的な不道徳・・・​​


0shinto prayer
​エホバ神以外の神を崇拝する偶像崇拝・・・​​




0prayer for the dead
エホバ神ではなく死者を崇拝することなど神の律法に対する違反を避けて・・・
エホバ神の是認を保つことが求められる


 
0jesus sacrifice
​キリストの贖いの犠牲に基づいて・・・​​



0forgiveness for sins
​エホバ神との良い関係を保つことが必要​​
 
 


 
 神の律法の違反があると、神との関係が損なわれるので、神の保護を得ることができず、生存率が悪くなると思います。神の律法違反があると、わたしたちが神の助けを呼び求めても聞いていただけないからです。格言は、「律法を聞こうとしない人,その人の祈りさえ忌まわしい。」と述べています。(格言28:9新世界訳改訂版)

 
 
 
    エホバ神は、神の民を保護してくださるはずなので、神との良い関係を持っていることは、わたしたちの命の保護につながるはずです。(詩編31:23。啓示3:10)そして、エホバ神は、秘密のキリスト教を認められず、ご自分への信仰を他の人の前で表明する人を認めて祈りを聞かれる方なので、神との関係を公言することも必要です。(ルカ12:8,9)
 
 
 
​(5)いずれ聖書の預言は解明され理解されるようになりますがそれまで辛抱していただきたい事​
 
 
 
 わたしは、他の人々が、聖書預言のより正確な解釈に導かれるように努力を払っています。しかし、その私も、聖書預言の解釈の途上にあります。聖書全体がまだ分かっているわけではありません。最近も、聖書預言について、新たに気づくことが少なくないです。


    それで、わたしが生きている間、聖書預言の研究に励んで、聖書の預言の意味をできるだけ解明し、できるだけ正確な預言の解釈にしたいと思います。
 
 
 
​ ネットを見てみても、聖書預言が私たちの時代に成就することになるという信条を持っている欧米、またその他の地域の聖書研究者も多いです。Youtubeやネットでそのような新しい聖書預言の解釈は、数多く見られます。


     聖書はわたしたちの時代に聖書の知識が豊かに満ちあふれるようになると預言しています。ダニエル書には、「終わりの時」までに秘密にされていたことが、「多くの人」が「エホバの言葉」を求めて、巡り歩き,「真の知識が満ちあふれ」ることを預言しています。(ダニエル12:4。アモス8:12)


​聖書は終わりの時に聖書に関する真の知識が満ちあふれることを預言している​

 
 
 わたしの聖書預言の解釈も進んでいくと思います。でも、私も、まだ今なお、新しく解明する途上にありますので、小さな点ではこれからも調整があると思います。わたしの場合は、新しく解釈を調整する場合は、より一層、聖書的な根拠に基づいて、解釈し直します。そして、わたしが聖書の解釈を再調整する聖書的な根拠となる聖句を、逐一明示します。
 
 
 
 わたしが解釈する場合は、その聖書的な根拠が通常、他の聖書解釈者の場合よりも多いはずだと思います。それで、わたしの解釈をお調べになる場合は、その聖書的な根拠を参照されるようにお勧めします。
 
 
 
 それで、今後も聖書の解釈を調整する場合があるかもしれませんので、その点は申し訳ありません。でも、いつかは聖書全体がはっきり分かる時が来ると思います。それまで、辛抱してくださるようにお願い致します。
 
 

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