ヨハネのブログー聖書の預言と希望

主に私たちの将来に希望を与える聖書の預言を説明しています

2019-01-01から1年間の記事一覧

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(14-2)ゼカリヤ書によるとイエスはいつ王となるか

今回の記事は、ゼカリヤ書は、イエスがどの時点で王になられると預言しているかを考察してみたいと思います。 (1)では、ゼカリヤ書で芽という名の者が王兼祭司になることが預言されていることを説明します。(2)ではゼカリヤの預言が過去にいつ成就したかを考…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(14-1)ミカ書はイエスがいつ王となると預言しているか

ヨハネです。今回の記事では、イエスはどの時点で王となられ、奴隷級を任命されることになるのか、小預言書から分かっている範囲で説明してみます。 (1)では、まずイエスがエホバ神から王権を与えられる時とは、エホバ神が永遠の支配を開始されることを意味…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(13-3)北の王が山のコミュニティを攻撃し滅ぼされ楽園が始まることとイエスの再臨開始時期について

(1)北の王が山のキリスト教のコミュニティーを軍事攻撃をして神により滅ぼされ楽園がスタートする 北の王の軍勢は、山に逃げているクリスチャンのコミュニティーを攻撃します。(エゼキエル38:1,8,15,16)北の王が「聖なる民を破滅に至らせ」ることが予告され…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(13-2)ダニエル11章北の王の国際組織の設立から最後の攻撃大患難まで

先回、ダニエル11章から、北の王が自分を阻んだキリスト教国の軍事攻撃に成功して、世界的に崇拝されるようになることを説明しました。 今回の記事では、その後、北の王は、さらに効果的に行動すること、しかし、神の民も効果的に行動することになることを説…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(13-1)ダニエル11章北の王が世界で崇拝される時まで

今回は、(1)でわたしヨハネは忠実で思慮深い奴隷とイエスにみなされるように努力をしていること、(2)ではわたしヨハネのダニエル11章を北の王が台頭してきて世界的に崇拝されるようになるまでを簡単に説明します。 (1)私ヨハネは忠実で思慮深い奴隷になろう…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(11-2)ラッセル兄弟の1914年説がなぜ間違っているのか

先回の記事で、ラッセル兄弟の西暦1914年説が現在のエホバの証人の教理の土台となっていることと、現在のダニエル11,12章の証人の預言の解釈の説明は、ラッセル兄弟がしたものではなくて、後で付け加えたものだということについて話しました。 今回の記事で…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(11-1)証人の教理の土台であるラッセル兄弟の1914年説

ある証人の大群衆の長老と思われる兄弟が、わたしヨハネが統治体に聖書的な論議の手紙を送ったことをどこかで知ることになられたようで、なぜ統治体に手紙を送ったのですか、聖書に対して不信仰ですと言われました。 その兄弟がそのように言われたのは、「ヨ…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(10-1)ユダヤ人から排斥されイエスはゼロからスタートされる

ヨハネです。正確な聖書の預言に関心のある聖霊で油そそがれたクリスチャンはエホバの証人の統治体が、正確な預言の解釈の論議を退けて、古い教えにとどまり続けるなら、どうしたらいいでしょうか。 (1)では、ゼロからスタートしなければならないことを説明…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(9)啓示の書の七つの会衆に忠実また不忠実な聖霊で油そそがれた男女が含まれているという聖書的な理由

ヨハネです。エホバの証人の統治体は、証人の組織の中だけに、神に是認された聖霊で油そそがれたクリスチャンが存在すると考えています。しかし、事実は、聖書研究を行い聖書に忠実に従う努力をする聖霊で油そそがれたクリスチャンが証人たちの組織以外にも…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(8-2)教会の現状とキリスト教集会の出席の勧め

今回の記事は、イエスと統治体の権威というシリーズとは、少しテーマが異なりますが、ひとつには今日のキリスト教の教会がどのような状況にあるかを説明したいと思います。 次の点として、エホバの証人の集会であっても、キリスト教会の集会であっても、出席…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(8-1)私ヨハネが統治体を今どのように考えるか

ヨハネです。エホバの証人の統治体は、少なくとも当人が聖書から論じていると考える説に耳を傾けず、その点について聖書から論ずることもせず、ご自分たちの教理と異なるならば、組織から排斥します。 そのため、事実は、聖書研究を行い聖書に忠実に従う努力…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(7)証人たちの今日の状況と私ヨハネの経験

ヨハネです。先回の記事で、一世紀のエルサレム会衆は必ずしも当時の諸会衆の唯一の本部ではなく他の会衆も自主的に行動していたことを説明しました。ですから、今日、昔のエルサレム会衆の役割を果たしていることを主張する統治体の統治下にある証人の組織…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(6)是認される油そそがれた者は証人の中にだけいるのですか

エホバの証人の統治体は、神に是認される聖霊で油そそがれたクリスチャンは自分たちエホバの証人の組織の中にだけ存在すると主張しています。そうなのでしょうか。考えてみましょう。 まず、証人たちは、自分たちの組織や統治体についてどのように考えていま…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(3)大群衆が統治体の聖書の解釈の間違いを指摘するのは聖書的に正しいですか

聖書的に聖書に関する解釈をすることが許されるのは一部の聖霊で油そそがれた長老であるエホバの証人の統治体の兄弟たちだけなのでしょうか。大群衆の兄弟たちがエホバの証人の統治体の兄弟たちの聖書の解釈の間違いを指摘することは神の目に許されることで…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(2)統治体が聖書の解釈で間違っている時どのように対応したらいいですか

わたしはエホバの証人の統治体の兄弟たちは、聖霊で油そそがれたクリスチャンの長老であると考えています。わたしは彼らの聖書解釈が聖書と調和している部分も多いと考えています。しかし、もし、彼らの聖書の解釈が間違っている場合、他の聖霊で油そそがれ…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(1)統治体の権威に逆らうことはモーセの権威に逆らうことと同じですか

エホバの証人の統治体は、大会でも、ものみの塔の研究記事の中でも、ご自分たちの権威を強調なさいます。そのことを裏付ける聖書的な根拠として、荒野でイスラエル人を導いていたモーセとアロンの権威に逆らった一部のイスラエル人が、神罰で命を失ったこと…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(4)聖霊で油そそがれたクリスチャンの男女が聖書の解釈する点で平等なのはなぜですか

聖書的に、天的な希望を持つ女性が天的な希望の兄弟たちの聖書の解釈に異議を唱え、聖書から論じることはエホバ神の目に許されることなのでしょうか。考えてみましょう。今回は、このことを(1)から(5)の論点で論じます。 この記事は、シリーズで、今、(1)か…

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(5)聖霊で聖霊で油そそがれた長老の統治体が天的な希望の者による聖書の正しい解釈を退けることがありますか

男女を含めて天的な希望を持つクリスチャン、あるいは大群衆のクリスチャンが証人の統治体の聖書の解釈の間違いを指摘する事があるかもしれません。 「(3)大群衆が統治体の聖書の解釈の間違いを指摘するのは聖書的に正しいですか」「(4)天的な希望の女性が統…

地獄は存在しますかシリーズ(3)ヘブライ語sheolには死や墓など死後の場所という意味がある

多くのキリスト教会は、人が死んだ後行く陰府あるいは地獄があると教えています。彼らは聖書の教えが地獄を教えていると考えています。今回は、新共同訳聖書で多くの場合、陰府あるいは地獄と訳されているヘブライ語シェオルSheolという語がどういう意味か、…

地獄は存在しますかシリーズ(2)地獄の意味を確認するにあたって助けになるGateWay・Bible-Hub・ものみの塔ライブラリー・Strong Concordanceなどのネットのさまざまな無料ツール

地獄という語は、聖書の幾つかの原語を翻訳したものです。それで、現在、地獄という訳語のもとになっている聖書の原語のひとつsheolを調べています。現代は、聖書の原語の意味を調べるのに役立つ、ネットの無料のツールが数多く利用できるようになっています…

地獄は存在しますかシリーズ(1)陰府に関する一般的な通念とそのヘブライ語Sheolの意味

多くのキリスト教の教会員は、地獄の存在を信じています。それは、多くの場合、聖書の原語からの間違った訳語に原因があります。 今回は、新共同訳聖書で多くの場合、陰府と訳されている日本語にどのような意味があるか。また、その訳語の原語であるヘブライ…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(59)アダムは善悪の知識の木の実を食べなければ地上で永遠に生きることができた【新共同訳・回復訳・新世界訳】

第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)彼らは、大いなるバビロンとその同盟国を攻撃します。(ダニエル11:40,42。啓示11:8;16:19;17:16) これらの騎兵隊を初め世間で一般に信じられている、魂は不滅で死後もそのま…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(51)二億の騎兵隊がどんな背教したキリスト教を受け入れていると考えられるか

第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)この騎兵隊は赤と黄と青の胸当てをつけていて、神の裁きを遂行することを考えていることを示しています。(啓示9:17)そして、彼らの攻撃は、主に大いなるバビロンを攻撃する…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(50)二億の騎兵隊には背教したキリスト教が教えられていると考えられる理由

第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)この騎兵隊の攻撃は、主に大いなるバビロンを攻撃することを目的としたものです。(ダニエル11:40。啓示17:16) 聖書をよく検討すると、神の律法を度外視して南の王に対する軍…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(49)騎兵隊には復活がないと考えられる理由

第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)その騎兵隊は赤と青と黄の胸当てを着けています。(啓示9:17)その騎兵隊からもたらされる「三つの災厄によって人々の三分の一が殺され」る結果になります。(啓示9:18) その胸…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(48)二億の騎兵隊の憎しみという動機は神の目に正しいか

第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)その騎兵隊は赤と青と黄の胸当てを着けています。(啓示9:17) 二億の騎兵隊は一面神の目に正しい青か紫の胸当てをつけている その青い胸当ての部分は、ヒヤシンス、サファイ…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(47)騎兵隊の胸当ての色はヒヤシンス・サファイア・紫水晶のような色を意味し得る

第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)その騎兵隊は赤と青と黄の胸当てを着けています。(啓示9:17) その青い胸当ての部分は、新世界訳によるとヒヤシンスのような青でした。また、その語はサファイアのような青、…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(46)騎兵隊が赤と黄色の胸当てをつけていることは何を意味するか

第六のみ使いがラッパを吹いた後に四人のみ使いが解放されます。(啓示9:15)その後、万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)その騎兵隊は赤と黄と青の胸当てを着けています。(啓示9:17)今回の記事ではこのうち赤と黄の胸当てを着けている意味を検討…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(45)エホバの証人がもっと聖句を検討することをお勧めします

カテゴリ 第六のみ使いがラッパを吹いた後に四人のみ使いが解放されます。(啓示9:15)その後、万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)前回の記事で述べたようにエホバの証人は、この騎兵隊を大群衆の奉仕者であると解釈しています。しかし、聖書をも…

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(44)二億の騎兵隊に関するエホバの証人の解釈ではなぜおかしいのか

第六のみ使いがラッパを吹いた後に四人のみ使いが解放されます。(啓示9:15)その後、万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)この二億の騎兵隊のについてのエホバの証人の解釈はどのようなものでしょうか。今回は、その解釈では、どうしておかしいの…